多数のご参加ありがとうございました。
概要は、ナガノの課題とNPOをつなぐポータルサイト【ナガクル】の記事「被災者中心の災害支援と三者連携の重要性」でご覧いただけます。
【開催要項】
1 趣 旨
長野県での令和元年東日本台風(台風19 号)では、行政、NPO・NGO、企業、災害支援団体、社会福祉協議会、そして、8万人を超えるボランティアが協働し素晴らしい支援活動が生まれました。また、私たち長野県災害時支援ネットワークも、平時からの“つながり”を活かし、支援活動を行いました。あれから 3 年半、長野県内では、今後も発生する災害に備え、それぞれの主体が準備を進めています。しかし、各主体がバラバラでは、被災者のための良い支援にはならず、支援の隙間や限界が生じることが心配されます。
そこで、本フォーラムでは、災害救助のベースとなる行政の動きを学び、被災者中心の支援や、三者連携の重要性を考え、今後めざすべき災害支援の将来像を、参加者とともに共有する契機として開催します。
2 主 催
長野県災害時支援ネットワーク(構成団体:長野県NPO センター、長野県社会福祉協議会、長野県生活協同組合連合会、日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会、長野県長寿社会開発センター、長野県共同募金会、日本労働組合総合連合会長野県連合会、長野県弁護士会、信州大学地域防災減災センター)
3 後 援
長野県、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク、全国社会福祉協議会、長野県社会福祉協議
4 日 時 令和5年3月12日(日) 13:00~16:30
5 参加方法 オンライン(ZOOM)
6 対象者 行政、社協、災害支援に関わる組織や個人、関心のある方
7 参加料 無料
8 プログラム
13:00 ◇開会、オリエンテーション
13:05 ◇趣旨説明
13:15 ◇情報提供 全国の災害支援やネットワークの状況や、2022 年度の災害を振り返って、支援活動の特徴や課題などをお話しいただきます。
情報提供者:JVOAD 理事・事務局長 明城 徹也 氏
※JVOAD:認定NPO 法人日本災害支援ボランティア団体ネットワークの略
13:35 ◇基調講義 災害支援のベースとなる救助法や行政の取り組みの役割や限界について説明し、社会福祉協議会や民間支援団体の取り組みをトータルで見た災害支援活動について問題提起と提案をお話します。被災者支援は災害発生時の対応だけでなく、復興まで見通し長い年月をかけて取り組む必要があります。だからこそ、行政だけでなく民間とも一緒に力を併せて取り組むことが大切です。今後の行政と社協、民間ネットワークとの連携の重要性、三者連携の推進の在り方を、みんなで考える機会とします。
講演者:JVOAD 事業担当 古越 武彦 氏(元長野県危機管理部火山防災幹)
14:35 ◇実践報告 令和元年の台風災害から 3 年半が経過しました。被災者の生活再建を含めた発災時からの支援活動や復旧、復興に向けての取り組みを振り返り、現在の被災者の状況やこの間の支援活動について一緒に考えます。また今後の行政とともに三者連携で進めていく災害支援活動の重要性について考えます。ファシリテーターには岩手県岩泉町での災害支援に関わられた千葉泰彦氏をお迎えし、自身の支援活動のご報告もお聞きします。
報告者:長野市企画政策部復興推進特別対策室室長 小池 啓道 氏
長野県社会福祉協議会企画グループ主査 山崎 博之 氏
(一社)Jump 代表 千葉 泰彦 氏
ファシリテーター:(一社)Jump 代表 千葉 泰彦 氏
16:00 ◇情報交換・情報発信コーナー 参加者からの情報発信コーナーとして、申し込み時に発信したい情報をお聞きして、時間内で主催者が指名する形で情報発信していただきます。※1 人3 分程度、10人以内
16:30 ◇閉会
【お問い合わせ先】
長野県災害時支援ネットワーク事務局(県社協まちづくりボランティアセンター内)
電話:026-226-1882 FAX:026-227-0137